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上海萬博へのカウントダウンがつづく |
発信時間: 2009-06-26 | チャイナネット |
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林國本
2010年の中國のビッグイベント上海萬博もいよいよカウントダウンに入ったが、今回の萬博は、國際金融危機の先行きがまだ不透明な狀況の中で開かれることになるかもしれない。右肩上がりの狀況ではないので、いくらか異なった様相になろうと思われるが、経済の波動を何度も経験していることもあり、かなり明るいムードに包まれていることもたしかだ。 要するに世界各國、各地域の産業、文化の成果が提示される機會であるので、今後の経済貿易の発展に大きく寄與することは疑いない。 中國は改革?開放30年の成果を世人に示し、次の30年の展望を世人に知ってもらうチャンスとして、大いに力を入れるべきであろう。 開催地上海は、長江デルタ地帯の中心であり、中國経済の飛躍的発展のエンジンの役割を果たしているところであり、各國、各地域から大勢の人が見學に來ることであろう。 中國も改革?開放30年で、すでに経済の規模では世界第三位となってはいるが、しかし、まだまだ経済大國、経済強國といえるレベルに達していないこともたしかだ。発展途上國として、経済の発展にはアンバランスのバラツキがまだ目立ち、さらなる強化が待たれる。そういう意味で、上海萬博は他國の長所を學ぶ場ともなろう。 今回の萬博はさらに、新型インフルエンザという不確実な要因を抱え込む可能性もあるわけだ。大勢の人が集まるので公共衛生面での対策も必要であろう。開幕の頃に新型インフルエンザが下火になっていればよいが、それでも萬全の対策が必要であろう。その時になって慌てるよりも、転ばぬ先の杖ということを銘記してもらいたいものである。 長江デルタ地帯の視察、見學もスケジュールに組み込まれることであろうが、これも上海近辺の旅行社などにとってはビジネスチャンスであると同時に、企畫力、組織力にとっての試練ともなろう。 10ヶ月や一年なんてアッという間に過ぎてしまう。上海の人たちにとってはたいへんなことであろうが、いろいろビッグ?イベントを催してきたノウハウの豊かな大都市上海のこと、満點を取ることを信じたい。
「チャイナネット」 2009年6月26日 |
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