上海美術(shù)電影制作所が制作したアニメの大作「馬蘭花」が、6月19日に公開される。このアニメは、中國(guó)の伝統(tǒng)的なアニメ作品の特徴を取り入れながら今の美意識(shí)を取り入れ、質(zhì)も歐米や日本、韓國(guó)のアニメに劣らないといわれている。
原作を改編 背景は環(huán)境保護(hù)
児童劇の代表作「馬蘭花」は50年の間、その時(shí)代の子供たちの成長(zhǎng)に伴って上演されてきた。アニメ映畫「馬蘭花」は、このよく知られた?jī)雇瘎·颏猡趣恕⑿陇筏瘣櫼郅蚣婴à毪胜蓛?nèi)容に手が加えられた。
上海電影集団の汪天雲(yún)副総裁は、「原作は勤勉な者と怠け者との対立に重點(diǎn)を置いているが、この映畫では環(huán)境保護(hù)や生きていくこと、調(diào)和がその背景にあり、世界共通の価値観を取り入れてテーマやキャラクターの意識(shí)を改めた」と話す。
宮崎アニメにも劣らない畫面
小蘭の吹き替えをする陳好
浙江省杭州で4月下旬に開催された中國(guó)國(guó)際アニメ祭のシンポジウムでは、平面畫像と三次元の背景の組み合わせは最新のアニメ制作の考え方で、國(guó)際映畫祭で何度も受賞している宮崎駿のここ數(shù)年の作品もこの考え方の産物だという意見が、世界各國(guó)から集まったアニメ業(yè)界の人たちの一致した考えだった。
「馬蘭花」も平面畫像をメインに、三次元畫像を添えるという方法で制作。上海美術(shù)電影制作所は、世界でも精巧な平面畫像を制作できる數(shù)少ない制作所の1つだ。
三次元の背景部分は、北京オリンピックの開會(huì)式で巻物の特殊技術(shù)を擔(dān)當(dāng)した水晶石三次元アニメ有限會(huì)社（CRYSTAL CG）が制作した。予告編を見ると畫面はとてもきれいで、平面と三次元のつながりもうまくいっており、決して宮崎アニメにも劣らない。
各年齢層向けのアニメ
上海美術(shù)電影制作所は、「馬蘭花」は従來の子供向けの中國(guó)アニメとは違い各年齢層の観客が楽しめると考えているため、興行収入に対してはとても楽観的だ。
「チャイナネット」 2009年6月2日