國家林業局砂漠化対策センターの劉拓主任は23日、中國の生態環境は効果的に改善されているとして、砂漠化した土地の20%がある程度整備され、重點整備區の植生の保護?回復が進んでいることを指摘した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
劉主任は北京で開かれた砂漠化対策國際會議で「今世紀に入り、國は毎年數十億ドルを投じて、耕地の林地化、天然林の保護、北京?天津地區の黃砂発生源対策、耕地の草地化、小流域の総合整備など一連の重要な生態対策事業に著手し、砂漠化対策を効果的に推進してきた」と述べた。
中國の砂漠化土地面積は過去5年連続で縮小。20世紀末には年平均1萬400平方キロの拡大を見せていたが、現在では同7585キロの縮小に転じた。これは上海市全體の行政區域面積を上回る広さだ。北京?天津地區の黃砂発生源対策は5年間継続した結果、対策區域の土壌の風食量が同等の風力條件下で5分の1近く減少した。
だが劉主任は、砂漠化問題は依然際立ち、危害も深刻だと指摘する?,F在中國では全土の27.4%に相當する263萬6200平方キロが砂漠化し、4億人が影響を受けている。
「人民網日本語版」2008年1月24日 |