中國人民政治協商會議第10期全國委員會(第10期全國政協)第3回會議の呉建民報道官は2日午後3時、北京?人民大會堂で記者會見を行い、同會議で審議する「反國家分裂法」の制定は「中華民族の根本的利益にかなう」と述べた。記者との一問一答は次のとおり。
――臺灣當局は、今年の春節(舊正月)チャーター便運航という順調な進展の狀況下で、今回「反國家分裂法」草案を審議することが、両岸(中國本土と臺灣)人民の感情を傷つけるのではないかと考えているが、両岸関係を損なうのだろうか。
全國政協の賈慶林主席(中國共産黨中央政治局常務委員)は1月28日、江沢民前國家主席が臺灣政策についての8項目提案(江八點)10周年記念式典で演説し、反國家分裂法の関連問題について語った。賈主席の演説は、全國政協に參加する各黨派?組織と政協委員に共通した心の聲も表している。
臺灣島內には、この法律が両岸関係を損なうかもしれないと考える人がいる。この法律を見ずに両岸関係を損なうなどとどうして言えるのだろうか。何の根拠があるのか。逆に、この法律は両岸関係の発展を促し、両岸の平和統一を進め、國家主権と領土保全を守り、「臺灣獨立」分裂勢力による國家分裂に反対、抑制し、臺灣海峽地域の平和と安定を守る法律である。中華民族の根本的利益にかなうものである。
「人民網日本語版」2005年3月3日
|