國務院の溫家寶総理は、5日に開幕した第10期全國人民代表大會(全人代)第3回會議で政府活動報告を行い、2005年の政府活動の基本構想と経済社會発展の所期目標を示し、科學的発展観によって経済社會発展のあらゆる局面を引き続き統括していくことを強調した。
溫総理は2005年政府活動報告の総論で「今年は第10次5カ年計畫の任務を全面的に完成させ、第11次5カ年計畫に向けた発展の基礎を築く重要な一年である」と強調し、今年の経済社會発展の主な所期目標を、國內外の各種要素を総合的に考えた上で次のように示した。
(1)國內総生産(GDP)成長率は8%前後
(2)都市部で900萬人の新たな雇用を確保
(3)都市部の失業率を4.6%に抑制
(4)消費者物価の全體的上昇幅を4%に抑制
(5)國際収支は基本的に均衡を維持
「人民網日本語版」2005年3月5日
|