問題なことは、僕自身が政治家として評価をうける必要はないのですが、有権者に「間違って」迎合せずに、本當に日本にとって必要な「産業成長」を訴える政治家がとても少ないことが、日本のシステム的エラーを引き起こしているなぁと感じます。
このブログ上では、文字數の関係からすべては書ききれませんが、中國という長期的視點にたって産業成長を考えられる政治システムと、日本の上記のような問題點を比較すると、參院選に立候補した立場としては、いろいろと思うところはありますね。日本と中國の政治システムで一長一短がありますから、どちらがいいということではないのですが、少なくとも日本が財政破綻したときは、その點については「明らかな日本のシステムエラー」と言えると思います。
中國にいる日本人のみなさん、日本にいる中國人のみなさん、どちらにもこの日本の財政破綻は直接的に影響すると思いますが、いかが思われるでしょうか。日本と中國は産業的に非常に結びつきが強くなっています。この関係を日本側の失敗で壊すべきではないです。
もはや國境という境目に産業がとらわれている時代ではなくなりました(グローバル経済化ですね)。今回の參院選では僕のチカラ及ばず國政の立場からこの日本の問題點を軌道修正する仕事をすることができませんでしたが、ぜひとも、そんな長期的視點をもった日本の政策(産業成長なくして財政再建なし)になるように、中川コージそしてみなさんと一緒に解決していきたいですね。
(中川幸司 アジア経営戦略研究所上席コンサルティング研究員)
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年7月19日