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日本の攜帯メーカー、中國市場で完敗
発信時間: 2008-01-30 | チャイナネット

日本の京セラは29日、中國攜帯市場からの撤退を発表した。松下電器など數社の日系攜帯メーカーも、すでに中國市場から撤退している。京セラの撤退は、中國市場で日本の攜帯メーカーが、ノキアやモトローラをはじめとする歐米攜帯メーカーに「完敗」したことを意味している。

京セラは、2001年に中國振華科學技術と共同出資で京セラ振華通信設備會社を設立し、攜帯端末の生産、販売を始めた。同社の製品は、撮影や音楽プレーヤーなどの機能がある高性能の攜帯が主だったため、価格が安い攜帯との競爭の中、販売業績はずっと低迷していた。低価格の攜帯を出したこともあるが、第三世代の通信規格を採用し、第二世代の攜帯が主流を占める中國市場の消費者のニーズには合わなかった。そのため売れ行きも悪く、2007年にはわずか10萬臺しか売れなかった。

昨年3月末、京セラは振華との契約を解除し、合弁企業の持ち株を無償で振華と香港企業に譲渡、約5760萬元の債権も斷念した。今後、京セラは北米市場の販売に力を入れ、三洋の攜帯業務買収を機に北米市場での業績拡大を目指すとしている。

?チャイナネット?2008年1月30日

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