米ロサンゼルスで9日、様々な地域の大規模な華人青年団體が共同聲明を発表し、釣魚島海域において日本が「中國漁船および乗組員を不法に拘留」したことに対し、強烈な抗議を表明した。団體らは聲明の中で、日本側に直ちに乗組員および漁船を釈放し、中國人乗組員の安全を確保するよう要求した。今回の行動には、臺灣と香港の青年からなる一部の華人団體も參加した。「人民網」が伝えた。
聲明は、「中國は、釣魚島およびその付屬の島嶼に対し、疑う余地の無い主権を有している。日本外務省が中國漁船の船長を拘留し、日本検察側に引き渡した行為は國際法のルールに背いているだけでなく、國際社會の秩序を亂し、海峽両岸の人々および、世界の華僑?華人の自尊心を傷つけた。國際社會はこれに対し、非難を與えるべきだ」と強調、さらに「全米の華僑青年らは団結し、これまで釣魚島保護の活動を行ってきた先輩たちの愛國精神を受け継ぎ、共同で中華民族の固有の領土を守り、民族の尊厳を守ろう」と呼びかけた。
共同聲明に參加した団體は、全美中華青年聯合會、美華國際青年商會、美國越柬寮華裔青年聯誼會、全球華裔青年促進中國和平統一大聯盟、美洲中華青年促進中國和平統一聯合會、北美深セン青年聯合総會、全美華裔青年新聞工作者聯誼會、美國南カリフォルニア州臺灣青年金融協會、美國ロサンゼルス香港青年聯誼會など。
「人民網日本語版」2010年9月14日