現在、福島原発の事故はまだ終止できておらず、原子爐の溫度を下げることが緊急を要する任務である。原発の原子爐は閉鎖されたあとも稼動している時の約6%の熱を発し、核燃料の「十全な保管」に危機を及ぼしている。もし、原子爐の溫度が上昇すれば、核燃料は融解し、最終的には溶巖のようにすさまじい破壊力を持って流れ出してしまう。
また、天気予報によると震災地區では今後、雨や雪が降る可能性があり、汚染物質の拡散に拍車をかけることになる。一部の放射性物質は雨や雪に混じって降り注ぎ、既に甚大な放射能被害を受けている人々に更に「二次汚染」を及ぼすことになってしまう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年3月16日