慰安婦の晩年

この時(shí)期、萬さんの一家にとっては最も暮らし向きの厳しい日々である。彼女は毎月310元の低収入保証金と、共産黨員として一年1200元の生活補(bǔ)助を受け取っているだけである。彼女の66歳の娘李拉弟さんは正式の仕事はなく、夫と別れてもう何年にもなる。僅か20日ほどで一家は５萬元余りの借金を負(fù)ってしまった。

山西省の民間組織、慰安婦問題研究會(huì)會(huì)員張雙兵の紹介によると、萬さんのような「慰安婦」としての被害者は、今では既に80歳前後で、既に90歳以上になっている者も少なくなく、しかも大部分の人が農(nóng)村で暮らしているため生活の保障は憂うべき狀況である。とりわけ性暴力の被害者の中の多くの人は子どもを生む事ができず、これは農(nóng)村では更に苦しい事である。扶養(yǎng)する人がなく、病気を治療する金がなく、栄養(yǎng)不良等が普遍的に存在する狀況で、婦人たちが老いていくのに伴ってその境遇はますます厳しいものになってきている。

「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2011年4月8日

関連ニュース

• 馬英九氏が臺(tái)灣の慰安婦訪問 日本への訴えに協(xié)力
• 元朝鮮人慰安婦の中國(guó)での晩年
• 「この女は穢れている」～日本ボランティアが記述する中國(guó)慰安婦史
• 慰安婦調(diào)査、「売國(guó)ではなく、日本人のため」
• 日本ボランティアが記述する中國(guó)慰安婦史