日本の気象庁は12日、同日午前8時(shí)までに、日本の東北部海域で先月に大地震が発生以降、國內(nèi)でマグニチュード（M）5.0以上の余震が408回発生、その中には多くのM6.0、M7.0クラスの地震が含まれていると発表した。発表後間もなく、日本では再びM6.3の地震が起きた。

余震とはどのようなものか？予測(cè)はできるのか？東日本大震災(zāi)後の余震はなぜ頻発するのか？

余震は「地震後の幽霊」であり、最初の大地震の後に発生する規(guī)模の小さい地震を指す。大地震発生後、余震は隨時(shí)起きる可能性があり、多くは人には感じられない微震だが、時(shí)には大きな破壊力を有する大地震もある。科學(xué)者は余震のレベルと発生頻度について以下の3つの法則を発見している。

第一は「大森法則」。1894年、日本人科學(xué)者の大森房吉氏が論文で、「最初の地震発生後、時(shí)間が経つほど余震の発生率は低くなる」と発表した。

第二は「ベイト法則」。最初の地震と最大の余震のマグニチュードの差には不変の數(shù)値が存在、M1.1-M1.2の間としている。

第三は「ゲッテンベルグ?リヒト法則」。一定の時(shí)間內(nèi)に、最初の地震のマグニチュードと余震発生回?cái)?shù)には関連性がある、というもの。

しかし殘念なことに、このような認(rèn)識(shí)があるにもかかわらず、人類に余震発生の正確な時(shí)間、場(chǎng)所や規(guī)模などを予測(cè)するのはいまだ不可能だ。

今回余震が頻発している狀況に対し、日本の気象庁地震予知情報(bào)課の土井恵治課長(zhǎng)は、M7-8クラスの地震後、余震は一般的に1カ月後に徐々に減ると語る。しかし先月11日の地震はM9.0であり、最初の地震のエネルギー放出が大きく、余震は1カ月後も依然頻発し、大きなものも少なくないとした。

東日本大震災(zāi)からすでに1カ月余り。しかし地震、津波、放射能漏れによる複合災(zāi)害はいまだ過ぎ去っておらず、相次ぐ余震が追い打ちをかけている。このような災(zāi)害にどのように対応するべきかという問題は深慮に値する。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年4月14日