日本では、スポーツと教育は同じく文部科學省が管轄し、內(nèi)部の調(diào)整は比較的スムーズに行なわれている。これに対し、中國の學校でのサッカー推進は、サッカー協(xié)會の力だけでは難しい。中國サッカー協(xié)會試合部の戚軍主任は、「中國における青少年サッカーの推進に問題は多いが、教育部門との協(xié)力不足がネックの一つである。學校でサッカーを推進するには、教育部門のサポートが欠かせず、共同で將來の発展計畫を描くべきだ。」といっている。
中國サッカー協(xié)會青少年と社會発展部の孫哲東主任の指摘はさらに鋭いものだ。「中國の子供がサッカーを好まないわけではない。一人っ子政策、受験勉強、施設(shè)不足が障害となっているだけだ。」と彼は話す。
いま、中日両國はともに青少年體力低下の問題に直面している。川淵氏は、「現(xiàn)在の日本青少年の身體能力は、30年前の6割しかない。われわれは、危機感を強く感じている。サッカーを通じて體を鍛えさせるのは、日本サッカー協(xié)會の社會的責任である」とし、さらに次のように述べた。
「今後5、6年間において、日本全國の幼稚園や小學校に芝生を敷いていく。これで全國で芝生グランドがある小學校と幼稚園が2000カ所に達することになる。サッカー協(xié)會がこの構(gòu)想を最初に明らかにした時、反対の聲も多く聞こえたが、サッカーを通じて青少年の運動能力を向上させ、スポーツの楽しさを知らしめるのに効果てきめんであると確信している。このため、日本サッカー協(xié)會はこの事業(yè)を力強く後押ししている。中國サッカー協(xié)會も同じ考えだろうと思う」と結(jié)んだ。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年7月7日