日本は平和憲法の制限を突破し、積極的に軍拡に取り組むと同時に、周辺諸國を利用し外部の脅威を喧伝し、注意を他に向け自らの行為を合理化しようとしている。日本では、中國をイメージダウンさせる言論が散見している。盜人の日本は他人を盜人呼ばわりし、いじめられている弱者としてのイメージを作り、世界の同情を買おうとしている。しかし日本の右翼団體による反韓デモは、汚い水を他者にかけようとするものである。
一部の日本人は、日本が戦後「異常な國」に成り下がったと感じている。一部の「戦っている」と自負する政治家は、これらのやり方は「正常な國」に戻るための行為であるとしている。しかしながら、真の意味で正常な國になるためには、まず歴史を反省し、言行を正し、「歴史を鑑とし未來を見據える」の精神に基づき、世界各國(特にアジア諸國)との関係を適切に処理しなければならない。
7月の參院選が目前に迫っている。強硬な姿勢により衆院選に圧勝した自民黨が、同じやり方を繰り返し保守主義路線を喧伝している。右翼的な主張がエスカレートを続け、國民心理に影響し始め、日本の「右に倣え」がさらに激化している。この危険な傾向は、日本を一歩また一歩と危機に引きずりこみ、世界にも災難がもたらされるだろう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月24日