中國海軍の張召忠少將は18日、広州市の読書奨勵イベント「南國書香節(jié)」において、「海洋の係爭を解決するため、中國は法律の武器を手にし、國際法を順守すると同時(shí)に、ルールを制定するべきだ。他國は中國の領(lǐng)海に入った場合、中國の定めたルールを順守しなければならない」と語った。
張少將は、「現(xiàn)在の中國社會では、釣魚島問題もしくは南中國海問題について取り沙汰されると、すぐに武力行使を口にする人がいる。海洋の係爭?問題は歴史問題を伴っている。歴史をはっきりさせ、それから法的根拠を手にし、これらを基礎(chǔ)として外交交渉の手法により係爭を解決すべきだ」と提案した。
張少將は、「遠(yuǎn)洋に向かう中國は、國際法を順守すると同時(shí)に、他國に対してルールを設(shè)定すべきだ。中國は釣魚島問題で、すでに日本側(cè)にルールを設(shè)定している。日本が昨年9月に釣魚島の國有化を宣言すると、中國は釣魚島周辺の領(lǐng)海の基準(zhǔn)點(diǎn)と基準(zhǔn)線を宣言した。その後、中國の漁政船と海監(jiān)の法執(zhí)行船は、釣魚島の12カイリ內(nèi)の領(lǐng)海で、常態(tài)化された巡航を?qū)g施している」と語った。
張少將は、「國連憲章などによると、戦爭もしくは武力により係爭を解決することは、國際法に違反している。しかしこれは、武力により係爭を解決できないというわけではない。ここには中間地帯が存在する。國家は法的な角度から分析し、法律を武器として、合理的に力強(qiáng)く節(jié)を守りながら紛爭を解決し、中國は責(zé)任ある國家だと印象付けなければならない」と指摘した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2013年8月19日