日本の週刊誌『週刊文春』最新號は「今週のバカ」というコラムの中で、韓國の樸槿恵大統領が「おばさん外交」をしていると稱し、韓國人の反発を呼んだ。「環球時報」が伝えた。
このコラムは、樸大統領がいつも慰安婦問題で日本を批判する、「隣近所の悪口を言いふらすおばさん」とし、その外交政策を「おばさん外交」と稱した。コラムはまた樸大統領のプライベートをジョークのネタにし、「人から愛された経験がない」、ゆえに「大人の彼氏の出現が今求められているのではないか」と稱した。このコラムが発表されると、大統領府?青瓦臺の関係者は同日、「この野蠻で無禮な行為は恥ずべきもので、韓國がいちいち反応するまでもない」と語った。與黨の報道官も同日、「この雑誌には相手をする価値はない、日本政府とメディアは理性を失うべきではない」と発言した。韓國最大の野黨である民主黨の報道官も同日、「日本の雑誌の妄言と軍國主義の復活に関係がないとは言いがたい。これは韓國人に対する挑発だ」と述べた。外務省は韓國の外交通商部に対して、コラムの內容が事実でないと説明せざるを得ない事態となった。
樸大統領の就任前、日本メディアは樸大統領の父である樸正熙氏と安倍一族の関係、樸大統領と安倍氏のそれまでの交流により、日韓関係に期待を寄せ、韓國と共に中國に対抗することさえ考えていた。しかし樸大統領は就任すると、日本に歴史認識を正すことを求め続け、日本メディアを失望させた。日本の週刊誌はこのほど、樸大統領と日韓関係に関する記事の掲載を続けている。舌鋒鋭いばかりか、不遜と言えるほどの內容だ。
韓國KBSテレビは28日、「韓日関係には、日本の政治家の歴史問題に関する相次ぐ挑発により矛盾が生じ続けており、首脳會談さえ開催できていない。この時期に日本メディアが奇妙にも韓國人の感情を損ねる報道を続けており、韓日関係をますます苦境に陥らせるばかりだ」と指摘した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年11月30日