「世界第二の経済大國として、中國が存在感を増しつつあるなかで、『公共マナー』が國際社會の中でのイメージの形成に大きな影響を與えることは言うまでもありません。私たちは、どのようなマナーを身につけることが求められているのでしょうか。中國人の行動の背景にある考え方や文化、社會、環境の特性を生かしながら、私たちがマナーを守りつつ、真に國際人として生き生きと活躍していくための提言を歓迎します」
第10回中國人の日本語作文コンクールへの応募資格は、日本への留學経験のない中國人學生。最優秀賞(日本大使賞)1人のほか、1等賞、2等賞、3等賞に合計60名、さらに佳作賞に50名が授與される予定。最優秀賞受賞者は日本に1週間招待される。また受賞作は作品集として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される。
作文の応募形式は電子メールで、文字數は1500字から1600字まで。5月12日から受け付け、5月31日締め切り。その他、詳細は主催者のウェブサイトを參照のこと:
http://duan.jp/jp/2014.htm
中國人の日本語作文コンクールが始まったのは2005年、今年で10回目を迎える。コンクールでは受賞者が選ばれるとともに、受賞作は作品集にまとめられ、日本僑報社から出版される。
これまでに出版されたコンクール受賞作品集である『日中友好への提言2005』『壁を取り除きたい』『國という枠を越えて』『私の知っている日本人』『中國への日本人の貢獻』『メイドインジャパンと中國人の生活』『甦る日本 ! 今こそ示す日本の底力』『中國人がいつも大聲で喋るのはなんでなのか?』『中國人の心を動かした「日本力」』の9冊の受賞作品集は、出版後、日中両國で大きな反響を呼んだ。
とくに『壁を取り除きたい』は朝日新聞の書評委員により2006年の「お薦め 今年の3點」の一つに選ばれた。また『中國人がいつも大聲で喋るのはなんでなのか?』は2013年2月24日付読売新聞に、東京大學の須藤靖教授の書評「相互理解に様々な視點」が掲載された。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2014年1月15日