中國の大規模な閲兵式の、來賓の名簿が発表された。ドイチェ?ヴェレは25日、中國が実施する抗戦記念活動、特に9月3日の閲兵式は世界の注目を集めていると報じた。今や最も注目されているのは、誰が招待に応じ出席し、誰がこの活動から離れようとしているかだ。中國國務院新聞弁公室は25日の記者會見で、出席を予定している外國の首脳および代表者の名簿を発表した。30カ國の首脳、19人の政府高官、10人の國際組織の責任者が出席するほか、米國、EU、カナダなどは大使を政府の代表者として派遣する。出席者には他にもドイツのシュレーダー元首相、日本の村山富市元首相、英國のブレア元首相ら6人の元首脳が含まれる。各國の使節、國際組織の代表者も招待に応じ出席する。

一部の西側?日本メディアの記者は記者會見で、一部の首脳が出席を見送っていることに対する中國の観點に注目した。記者は、ロシアと中國以外の國連安保理常任理事國、西側の大國が首脳を派遣しないと述べた。中國外交部副部長の張明氏は、「中國人と共にこの偉大なる日を記念するため、我々は関連國に9月3日の記念活動の招待を出した。各國が誰を派遣するかは、各國が決めることだ。中國人にとって、來る者はみな客であり、歓迎する」と回答した。朝日新聞の記者の「招待に応じ出席する各國の首脳のうち、閲兵式に出席しない首脳はいるか」という質問に対して、張氏は「訪中する外國の首脳はみな、9月3日の記念大會などの重要な活動に出席する」と答えた。

一部の海外メディアは最近、中國の大規模な抗戦勝利記念活動と閲兵式には、「武力誇示」もしくは日本に見せつける狙いがあると伝えている。張氏は、「中國人と世界の人々は歴史を銘記し平和を守るという問題において、共通する認識と意志を持つ。示すものがあるとするならば、中國人は國際社會と共に、平和への渇望と平和を守る毅然たる意志を示そうとしている」と述べた。張氏は環球時報の記者からの質問に回答し、「安倍首相は『國會の事務』により9月3日の記念活動に出席できないと日本が表明したことに留意している。我々はすでに、活動が特定の國に向けられたものではなく、今日の日本、ましてや多くの日本人に向けられたものではなく、現在の中日関係と直接的な関連性を持たないと何度も言及している」と答えた。