日本の産経新聞は、日本が中國に最も近い佐世保基地に「水陸機動団」を新設(shè)することで、日米共同の離島奪還能力を強化し、中國を包囲することを計畫中と報じた。海軍軍事學(xué)術(shù)研究所研究員の曹衛(wèi)東氏は、中國中央電視臺（CCTV）の「今日亜洲」のインタビューで、「水陸機動団は海兵隊に相當(dāng)する、進攻を目的とする部隊だ。佐世保基地に配備することで、米國と封鎖作戦を展開できる」と話した。

曹氏は、「佐世保は九州西部に位置する、海上自衛(wèi)隊第2護衛(wèi)隊群の司令部であり、同時に米海軍が常駐する総合基地でもある。日本は佐世保に約3000人規(guī)模の水陸機動団の配備を検討している。日本にはこれまで、類似する部隊がなかった。同部隊の発足後、自衛(wèi)隊は新たな作戦力を手にする。水陸機動団は海兵隊に相當(dāng)する、進攻を目的とする部隊だ。米國は佐世保に海軍基地と、大型ドック型揚陸艦を持つ。日本は同部隊を佐世保に配備することで、米國と封鎖作戦を展開できる」と指摘した。

共同通信社の報道によると、航空自衛(wèi)隊は南西諸島の防衛(wèi)能力を強化するため、1月31日に那覇基地（沖縄県那覇市）で第9航空団を新編成した。那覇基地のF15飛行隊が1から2飛行隊に、F15の機數(shù)が40機に拡大した。また報道によると、中國軍機が東中國海の上空で活発に活動していることから、日本は那覇基地のF15飛行隊の増員により、南西諸島周辺空域の防空能力を強化する予定だ。

曹氏は、「日本は那覇基地に第9航空団を新編成したことで、米軍機と封鎖作戦を展開できるようになった。米國はF22ステルス戦闘機を嘉手納基地に派遣し、日本も那覇基地の戦闘機を追加しており、第一列島線の南西方面で中國包囲網(wǎng)を形成できる」と分析した。

曹氏は、「日本はこの方面に先進的な軍機を配備することで、釣魚島（日本名?尖閣諸島）を監(jiān)視し、南中國海方面の艦艇と軍機を追跡?監(jiān)視できる。日本の軍機は同基地から離陸し南中國海に向かうことで、中國の南中國海の島礁を偵察?監(jiān)視し、南中國海の各國合同軍事演習(xí)を?qū)g施できる。また中國の軍艦が第一列島線を通過し訓(xùn)練を行う際に、日本の軍機は陰のようにつきまとっている。日本は関連する海峽の封鎖を?qū)g施する可能性がある」と予想した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2016年3月5日