寫真家のマイケル?ウォルフ氏は都市生活をテーマに、「Tokyo Compression(東京圧縮)」と題した作品を撮影した。10月12日、米CNNのインタビューに対し、ウォルフ氏はその光景を「恐ろしい」と表現した。
寫真には、東京の地下鉄で顔が窓ガラスにくっついた狀態の乗客が寫っている。ガラスは車內の濕気で曇っている。これらの寫真は、地下鉄で毎日都內を移動する住民の生活を映し出している。
ウォルフ氏はこれらの寫真を使い、國際的大都市の過酷な生活環境を批判し、輝かしい都市に隠れた現実を記録している。彼によると、ラッシュ時の東京の地下鉄はものすごく混雑し、數分おきに多くの人が乗る。これらの寫真は車內の人をとらえたもので、彼らは壁にへばりついた狀態で、それでも多くの人が乗車する。「彼らは大量発生したイワシのような生活を送っており、本當に恐ろしい。これは厳しい言い方ではない。地獄行きの列車に乗っているようだ」と話すウォルフ氏は、作品を通して「このような狀態で生きている意味はあるのか」を考え直して欲しいとしている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月18日