山東大學と日本の山口大學の友好交流40周年を記念するため、山東大學が主催し、政治學?公共管理學院及びアジア太平洋研究所が事務局となる國際構造変革?東アジア運命共同體建設國際學術シンポジウムが21?23日にかけて、山東大學青島キャンパスで開催された。韓聖浩?山東大學副校長兼青島キャンパス校長、岡正朗?山口大學學長、王立勇?中央対外連絡部現代世界研究センター副主任が挨拶した。曹現強?青島キャンパス副校長兼政管學院常務副院長が會議を主催した。
開幕式において、韓氏は出席者に対して山東大學と山口大學の協力の歴史を詳細に説明し、両校の協力の開拓者と先駆者に対する崇高なる敬意を表した。また山東大學は引き続き両校の協力?交流の優良な伝統を引き継ぎ、學術研究分野で新たな協力のスペースを切り開くと表明した。
岡氏は「山口大學と山東大學には悠久な協力の歴史がある。両校の東アジア研究院とアジア太平洋研究所はすでに國際學術シンポジウムを複數回開催しており、研究分野で専門的な特色を持つ。協力と交流を通じ長所の相互補完を実現し、各自の専門力を発揮することは、東アジア國際政治の研究を促進し、東アジア運命共同體の建設を推進する上で重大な理論的?現実的意義を持つ」と述べた。
王氏は「中日両國はインフラ整備と輸出で幅広い協力空間を持つ。両校の協力は中日両國の関連分野の研究に対して重要な推進力を持つ」と述べ、出席者に中國の「一帯一路」建設の成果を紹介した。
楊魯慧?山東大學アジア太平洋研究所長が午前中の大會基調報告を主宰した。國際構造変革及び東アジア運命共同體の建設というテーマについて、中國社會科學院學部委員である張薀嶺?山東大學國際問題研究院長兼教授は「百年の大変局の思考」と題した報告を行った。百年の変化、世界の変化、中國の変化という時代的特徴を挙げた。
秦亜青?外交學院長兼教授は「新多國間主義と未來の世界秩序」と題した報告を行い、「百年の大変局」の本質を分析し、未來の世界秩序に関する最新の考えを述べた。
國務院參事である時殷弘?中國人民大學教授は、「東アジア運命共同體の歴史的理解の壁と対策」と題した報告を行い、歴史と現実の次元から東アジア運命共同體の建設は東アジアの長期的な安全と共同発展の重要な條件であると指摘した。また中日関係及び東アジア運命共同體の建設にとって極めて重要な要素を分析した。
中國社會科學院日本研究所長の楊伯江研究員は「東アジア運命共同體の建設と中日協力の重要な力」と題した報告を行った。東アジア運命共同體の建設の背景、複數の関係の把握、操作の実行可能性、影響力という4つの面から、東アジア運命共同體の建設における中日関係の重要な地位について論述した。