日本気象庁によると、現(xiàn)地時(shí)間6日晩9時(shí)頃、臺(tái)風(fēng)「ハイシェン」は中心の風(fēng)力が時(shí)速162キロでピーク時(shí)より弱まったが、未だ勢(shì)力を維持している。時(shí)速35キロで北上し、7日未明に九州西部をかすめて通過(guò)する。

　6日、九州全域は「ハイシェン」の暴風(fēng)域に入り、風(fēng)と雨が強(qiáng)まり、気象庁は上陸するまで勢(shì)力を保ち、九州南部では14メートルの津波が発生し、一部地域では強(qiáng)風(fēng)に飛ばされるリスクもあると予想した。

　報(bào)道によると、6日晩10時(shí)までに、福岡、佐賀、長(zhǎng)崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の7県で88萬(wàn)世帯184萬(wàn)人に避難指示が出された。そのほか、山口、愛媛、徳島、高知など11県でも296萬(wàn)世帯644萬(wàn)人に避難勧告が出された。

　日本気象庁は、九州南部は雨が次第に強(qiáng)まり、宮崎県の多くの地域では24時(shí)間の降水量が500ミリを超え、9月の1カ月の雨量を上回ると予想。鹿児島、宮崎、熊本などの一部地域では土石災(zāi)害警報(bào)が発令された。

　臺(tái)風(fēng)「ハイシェン」の北上後も日本の多くの地域で大雨が続き、浸水や土石流などに注意するよう呼びかけている。

　昨年の臺(tái)風(fēng)19號(hào)「ハギビス」が日本に上陸した際、多くの新幹線車両が浸水被害を受けたため、JR西日本は福岡工場(chǎng)にあった6輌の車両を浸水リスクが低い広島と岡山の工場(chǎng)に移した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」　2020年9月7日