東京五輪組織委員會は21日、各競技の観客數(shù)（國內(nèi)客に限る）を最大1萬人とすることを発表した。収容定員の50%以內(nèi)が前提條件。

　これは東京五輪組織委員會、日本政府、東京都の決定だ。日本側(cè)は同日、國際オリンピック委員會（IOC）、國際パラリンピック委員會（IPC）などとの5者協(xié)議で、この決定をIOCとIPCに伝え、支持を受けた。

　IOCのバッハ會長はスピーチの中で、「IOCはこの決定を完全に支持する。また日本國民とすべての參加者の、安全で安心できる五輪開催に全力を盡くす」と述べた。

　情報(bào)によると、東京五輪の販売済みチケットは448萬枚で、チケット総數(shù)の42%となっている。東京五輪組織委員會は昨年末に84萬枚の払い戻しを受け付けた。それでも一部競技のチケット販売數(shù)はすでに過半數(shù)に達(dá)している。東京五輪組織委員會の橋本聖子會長はその後の記者會見で、抽選により會場に入れる観客を決めると述べた。同じ記者會見に出席した東京五輪組織委員會の武藤敏郎事務(wù)総長によると、チケット數(shù)はおよそ272萬枚に減少し、チケット収入が半分以上減ると述べた。東京五輪のチケット収入は900億円を予定していた。

　観客數(shù)は東京五輪開幕前に決定が先送りされていた重要事項(xiàng)だ。東京五輪組織委員會は今年2月、海外客の入國禁止を決定したが、國內(nèi)客の人數(shù)の決定は4月末に先送りした。その後感染狀況の悪化を受け、6月末まで再び先送りされた。開幕まで殘すところ32日となり、橋本氏はようやく肩の荷が下りた形だ。

　また武藤氏は、観客の入場の際にPCR検査の証明書の提出を求めないと述べた。

　武藤氏は開幕式の観客數(shù)を2萬人にするという日本メディアの報(bào)道を否定し、別途で決定するが2萬人にのぼることは絶対にないと述べた。開幕式の會場となる國立競技場の収容定員は6萬8000人。

　東京五輪組織委員會は聲明の中で、五輪開幕前に感染狀況が悪化した場合、観客數(shù)をさらに減らし、深刻な場合は入場を禁止することもあると表明した。

　別の情報(bào)によると、パラリンピックの観客數(shù)については7月16日までに決定される。

 　?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?2021年6月22日