帝國データバンクが実施した調査によると、小林製薬は225社に紅麹原料を供給していた。これらの原料は直接販売か加工後に販売。影響を受ける企業は3萬3000社にのぼる恐れがある。日本の複數のメディアが1日、伝えた。
これらの企業のうち、「飲食料品小売」が5582社で16.6%を占める。「その他の小売業」は5171社で15.4%、「醫療業」は3884社で11.5%、「飲食店」は3115社で9.3%。
上述した紅麹原料を調達した企業の加工食品には、納豆、パン、弁當、塩漬魚、漬物、発酵食品などが含まれる。帝國データバンクは、紅麹の用途が多岐に渡ることから、問題の原料を使用した製品の特定は容易ではないと指摘した。
日本では最近、小林製薬が生産した紅麹成分を含むサプリメントを摂取した後、腎疾患により入院し、死亡する人が出ている。小林製薬が関連サプリメント及びそれに使用した紅麹原料を分析したところ、その紅麹原料に「當初想定しなかった」、カビ由來の成分が存在することが分かった。この成分が何かについては現在不明。複數の微生物學者は、生産中の衛生問題により紅麹に本來ならば生じない青カビ汚染が発生したことを疑っている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年4月3日