イギリスの『デイリー?メール』によると、日本の東京にある置屋に日本で唯一の男性蕓者がいる。この永太郎さんは蕓者の息子で、彼の演技は人気を呼んでいる。

報道によると、経済環境と娯楽政策の影響を受け、日本の蕓者業界は廃れ気味で、100年前は8萬人いた日本の蕓者は現在わずか1000人程度に減少している。永太郎さんは10歳のときに女形蕓者として母親の座敷に出演するようになった。11歳で初めて日本の國立劇場に出演し、現在は舞臺だけでなくテレビ番組にも出演している。

永太郎さんの母親は3年前に亡くなった。その後、彼は母親に代わって置屋の教育係になり、現在は妹と共に6人の蕓者をまとめている。

蕓者は職業として18世紀中ごろに誕生した。現在、永太郎さんは母親の遺志を継ぎ、蕓者文化の振興に取り組んでいる。

「中國網日本語版（チャイナネット）」 2014年9月9日