米紙「シカゴトリビューン」ウエブサイトの8月11日記事によると、4歳になる黃豆豆ちゃんは平日に幼稚園へ通うだけでなく、週末になると國語と算數、英語の授業も受けている。母親の黃婷さんによると、塾に入ったころは授業も分かりやすかったし、屋外の空気の悪さも避けられたし、新しい友達もできた。しかし5か月経つと、塾は小學校入學試験対策を真剣にやるようになり、全てが変わった。黃さんは「彼らはひっきりなしにテストの解き方を教え、クラスの中で際立つための方法を教えた」と言う。この頃から娘の態度が変わってきた。「娘が“ママ、つまらないから行かなくてもいい?”と言い出したの。でも私は“必ず行きなさい。他の人も行っているんだから、追いつかないとダメよ”と娘に言った」。
中國では6歳で小學校に入り、18歳の高校年生のとき大學入試を受ける。その間、彼らは熾烈な競爭をし続ける。中國の親の多くは、いい仕事を見つけるための最も信頼できる道は大學教育を受けることだと考えている。そのため、子供が入園の年頃になると戦いの序盤戦が始まる。子供を有名小學校に入れ、成績を上げて有名中學に入れる。そうすれば有名高校に入るチャンスが高まるのだ。
上海機関建國幼稚園の教師である邱毅君さん(24歳)は年長組を擔當している。彼によると、親から頻繁に授業內容についての「アドバイス(算數を教えて)」をもらうという。彼によると、先生たちは算數を教えられるが、許可されていない。
上海の優秀な幼稚園で教える教師も、この禁止令がしばしば親を悩ませていると述べる。幼稚園の教師は、ピンインも含み何の知識も教えてはならない。しかし小學1年生はこれらの知識が必要となる。だから親は、子供を塾に通わせたり家庭教師を付けたりする。