中國共産黨中央委員會と國務(wù)院は「“健康中國2030”計畫綱要」を印刷配布した。2020年までに、都市市民に対し中國の特色を持つ基本醫(yī)療衛(wèi)生制度を完備させる。中高収入國の中でもトップクラスの健康基準を設(shè)ける。2030年までに高収入國レベルの健康基準を設(shè)ける。平均壽命を現(xiàn)在より3歳引き上げ、79歳にする。2050年までに、社會主義現(xiàn)代化國家に相応しい健康國家を建設(shè)する。

?2020年に平均壽命は77.3歳に　「綱要」によると、2020年に平均壽命は77.3歳に達する見込みで、2030年までに79歳にする。嬰児死亡率、5歳以下の死亡率、妊婦死亡率を、現(xiàn)在の8.1‰、10.7‰、20.1／10萬から2030年までに5.0‰、6.0‰、12／10萬まで引き下げる。市民の健康知識レベルを30％まで引き上げる。スポーツの習慣を持つ人の數(shù)を2014年の3.6億人から5.3億人に増やす。

?2030年までに全國民に公的健康カルテ

　「綱要」には、統(tǒng)一的で権威のある、ネットワーク化された國民健康情報プラットフォームを全面的に構(gòu)築するとある。揺りかごから墓場まで、予防や治療、リハビリ、健康管理が一體化された國民健康情報サービスを全面的に網(wǎng)羅させる。2030年までに全國レベルで健康情報プラットフォームが享受できるようにし、人々が規(guī)範化された電子健康カルテおよび機能が完備された健康カードを持てるようにする。各地の醫(yī)療衛(wèi)生組織で遠隔醫(yī)療をカバーし、健康情報の規(guī)範的管理と使用を全面的に実現(xiàn)させる。これらを通じ、個別のサービスと高水準の醫(yī)療というニーズを満たす。

?2030年までに食品安全リスクの監(jiān)査を全面的に達成　「綱要」で示される基準は明確だ。市以上の都市の大気優(yōu)良日の割合を2020年までに80％以上に増加させ、2030年まで改善を続ける。地表水質(zhì)も、3類水質(zhì)の割合を2020年に70％以上に高め、2030年まで改善を続ける。食品安全リスクの監(jiān)査と、食を原因とする疾病の報告ネットワークを、2030年までに全國で実現(xiàn)させるとしている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2016年10月29日