資料寫真：三峽ダム

「中國共産黨第十八回全國代表大會」後の5年間、中國では多くの分野で大量の「世界初」や「世界一」、「世界最長」、「世界最速」を作り出してきた。目を見張る奇跡のプロジェクトが中國を変え、世界の稱賛を呼んでいる。

世界的指標となったプロジェクト　

萬里の長城や京杭大運河、山峽ダム、南水北調プロジェクトなど、中國は驚くべき奇跡のプロジェクトを數多く生み出してきた。この5年間にも中國は、世界一のプロジェクトを多々作り出している。「鉄道と道路の網羅」。2016年末までに中國高速鉄道は2.2萬キロに達し、世界一となっている。世界で唯一となるネットワーク運行化された高速鉄道である。2014年11月26日に開通した蘭新高速鉄道は、甘粛省、青海省、新疆ウイグル自治區の3省區を橫斷する、全長1776キロに達する世界最長の高速鉄道である。一計畫で建設された高速鉄道の距離としても世界一だ。防風システム工事も、高速鉄道プロジェクトにおいて世界最大である。2015年12月30日に開通した鄂拉山トンネルは、世界最長の高原凍土トンネルである。今年7月15日に全線開通した京新高速道路は全長2739キロで、砂漠を通過する高速道路としては世界最長である。「堤防に高層建築を建てて難題を解決」。2016年に竣工した山峽昇船機は、世界最大規模であり、技術的難易度も最高レベルのものだ。2016年12月29日に開通した貴州北盤江大橋は、最高高度565メートルの世界一高い橋となった。今年7月7日、世界最長となる越海大橋「港珠澳大橋」の主工程が終了した。世界最長でかつ施工難易度最大の越海橋梁に、島とトンネルを組み合わせたプロジェクトは、世界最上の沈埋海底トンネルを採用し、「現代世界の七大奇跡の1つ」と呼ばれている?！?/p>

「中國プロジェクトの世界一の源泉は、世界一流の工程技術にあり」。「2014年國際工程科技大會」において習近平主席は、「工程技術は世界の重要な力を変える。それは生活ニーズから生まれ、そして生活に帰するものだ」と強調した。

資料寫真：珠港澳大橋

世界のトップを目指す科學技術　

科學技術のイノベーションにより、中國はこの5年で様々な世界一を生み出してきた。イノベーションに飛躍的進展が見られ、ハイレベルな技術の開発の成果も目覚ましい。一部の分野では「追いかけ、追いつき、追い越す」進展を見せ、戦略的に重要な分野ではトップに君臨している?！缚铡工椤负！工蓼恰敗─史忠挨扦位钴Sがみられる?！?/p>

まず「空」から見てみよう。2016年8月16日、中國は世界初となる量子科學実験衛星の発射に成功し、衛星と地上間の量子通信を世界で初めて実現した。天地一體となった量子秘密保持通信と科學実験システムを構築することで、國家情報安全と情報技術レベルの大幅な向上を実現させている?！　搁L期的視野を持つ中國」。昨年7月3日、500メートル球面電波望遠鏡（FAST）が完成した。口徑は世界最大で、最高水準の電波望遠鏡である。　

次に「?！工蛞姢皮撙瑜?。今年3月、中國が獨自開発した海中観測グライダー「海翼號」が、マリアナ海溝で6329メートルの深海に潛り、海中グライダーの潛水深度の世界記録を更新した。今年5月、南シナ海北部の神狐海域でメタンハイドレートの試掘に成功した。中國が世界で初めて、海域でのメタンハイドレート採掘において連続的かつ安定的なガス採集に成功した。6月には、中國による世界初で規模最大の半潛水型深海漁場が正式にノルウェーに引き渡された?！?/p>

他にも人々を鼓舞させるものとして、「神威?太湖之光」が世界最速のスパコンとなったことが挙げられる。プロセッサをはじめとする全ての重要デバイスが國産化されている。

様々な分野で突出した成果　

プロジェクトや科學技術分野以外にも、中國はこの5年間で華々しい成果を上げている。　

貿易面では、2013年に輸出入貿易総額が4兆1600億ドルに達し、世界一となった。2015年に中國のEコマース取引金額が21兆7900億元に達し、世界一となった。　

民生面では、中國は世界の貧困削減に最も貢獻している。2013年から2016年までに中國は5563萬人を貧困から脫卻させた。國連の「2015年千年発展目標報告」によると、世界の貧困削減貢獻率の70％を中國が貢獻しているという。　

生物研究では、帰還式科學実験衛星「実踐10號」が2016年4月、胚胎哺乳動物の宇宙での発育を世界で初めて行った。同年9月、深圳國家DNAバンクが作られた。総合能力で世界一のレベルを誇る。2017年、世界最大の深海細菌貯蔵庫が建設された?！　?016年世界知的財産権指標」によると、中國の特許申請は2015年、100萬件を超えた。世界で初めて特許申請數が100萬件を超す國家となった。同時に中國は、5年連続で特許申請數世界一となった。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2017年8月20日