中國政府とアラブ首長國連邦政府は2017年12月12日、『中華人民共和國政府とアラブ首長國連邦政府の外交パスポート保有者の査証免除に関する備忘録』を改正し、査証免除の対象を両國の普通パスポート保有者に拡大した。16日施行。

　改正後、中國公民は有効期間內の普通パスポートで観光、商用、親族訪問、越境などの目的でアラブ首長國連邦に30日以內滯在する場合、査証免除となる。就業、定住、報道などの同國管理部門の認可が必要な活動が目的で入國する場合、関連の手続きが必要。

　中國の普通パスポートの価値は高まっている。中國は11カ國と全面的な査証相互免除を実現。ボスニア?ヘルツェゴビナとも査証免除の協定に調印し、施行に向けて進められている。40の國と地域が普通パスポートを保有する中國公民にアライバルビザを発行し、16の國と地域が査証免除措置をとっている。また、中國は41カ國と70部の査証手続き簡略化協定を結んでいる。

「中國網日本語版（チャイナネット）」　2018年1月17日