香港メディア「亜洲時(shí)報(bào)在線」は8日、「中國(guó)の漁師、アジアの海域で人民戦爭(zhēng)を発動(dòng)」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

　これは大規(guī)模な勢(shì)力だが、公式の戦闘命令の中に現(xiàn)れることはない。彼らの位置は特定しやすいが、交戦は困難だ。中國(guó)のシーパワーの中で成長(zhǎng)する第3勢(shì)力、漁船について見(jiàn)ていこう。

　中國(guó)が徐々に強(qiáng)化するシーパワー（空母など）に世界が注目しているが、技術(shù)的に深い印象を與えない船隊(duì)が名をあげようとしている。南中國(guó)海の係爭(zhēng)海域における行動(dòng)で、その姿が確認(rèn)されている。釣魚島周辺の対峙で注目を集めている。さらには黃海の漁場(chǎng)で韓國(guó)の沿岸警備隊(duì)と衝突している。中國(guó)の漁船がアジアの海域で演じる役割が、多くの人に知られようとしている。

　周知の通り、中國(guó)海軍は軍事力だが、この漁船による新勢(shì)力は「海上民兵」というイメージにより人々の視野に入っている。アメリカ海軍大學(xué)校のエリクソン教授は「中國(guó)は世界最大規(guī)模かつ最も実力ある海上民兵を持っている。これらの民兵がどれほどの數(shù)の船を持っているかは不明だが、中國(guó)が東アジアの近海で関連活動(dòng)を展開(kāi)する際に、大量の漁船が現(xiàn)場(chǎng)に駆けつける」と話した。

　中國(guó)海上民兵の主な脅威は、その數(shù)から來(lái)る。この勢(shì)力は「人民戦爭(zhēng)」の現(xiàn)代版だ。この「第3の艦隊(duì)」により中國(guó)は無(wú)數(shù)の漁船により衝突エリアに対応し、すべての対抗を厄介な「混戦」に変える。南沙諸島の敏感なエリアにおいて、中國(guó)は公式な勢(shì)力を派遣せずして、海上民兵によって事態(tài)を監(jiān)視することができる。アメリカ太平洋軍前司令官のハリス氏は「中國(guó)の勢(shì)力がすべての係爭(zhēng)中の島礁に展開(kāi)している」と述べた。

?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)?　2018年9月10日