國連人口基金が17日に発表した報告によると、2050年までに世界人口は22億人増加し、うち13億人がサハラ以南のアフリカでの増加になる見通し。
2018年『世界人口狀況』報告によると、2017年の世界人口は75億5000萬人、出生率は2.5で、女性1人あたり2.5人を出産したことになる。壽命は男性が70歳、女性が74歳。サハラ以南のアフリカは出生率が高く、アフリカ西部と中部は5.2、アフリカ東部と南部は4.5となっている。米國の出生率は1.9、中國は1.6。また報告は、サハラ以南のアフリカの人口の60%が25歳以下だとした。國連人口基金は、アフリカの人口が世界に占める比率は2017年の17%から2050年には26%に上昇すると予想した。
現(xiàn)在、女性1人あたり4人以上を出産する國は43カ國あり、その38カ國がアフリカの國である。
國連人口基金ジュネーブ事務(wù)局のモニカ?フェロー主任は、各國に出産の権利の保障に努め、出産を控えたい人たちに現(xiàn)代的な避妊方法や質(zhì)の高い妊婦健康サービスを提供すると同時に、多くの子供を出産したい夫婦に育児支援措置などを提供し、経済的負(fù)擔(dān)を軽減するよう呼びかけた。
フェロー氏によると、1994年にカイロで國際人口開発會議が開かれて以降、出産の権利が世界的に改善されている。しかし、多くの発展途上國では必要な資源や出産の健康と権利を改善する政治面の環(huán)境が不足しており、毎年數(shù)十萬人の女性が出産の権利に悩んでいる。フェロー氏は、年間30萬人の女性が妊婦健康サービスの欠如により妊娠中または分娩中に死亡し、1日1000萬人以上の少女が児童婚や早婚の被害者になり、生殖器を切除されるケースもあると述べ、これらの女性を支援する必要があると強調(diào)した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2018年10月18日