湖南農業大學のアブラナ機械畝立て栽培試験畑で、農機に乗ってアブラナの成長狀況を観察する楚柯さん(右)新華社記者 李尕
春耕の時期になり、長沙市郊外にある満開の菜の花畑で、アフリカ人青年の楚柯さんは同級生とともに萼と花蕊を観察し、ノートにデータを記録している。
カメルーン出身の25歳の楚柯さんは湖南農業大學農業機械化工學部の研究生である。
近年、多くの中國企業が先進的な農業技術と設備をカメルーンに輸出し、楚柯さんの故郷の農業現代化を支援している。中國の現代的な農業技術に目をつけた楚柯さんは中國留學を決めた。
2017年、カメルーンで本科を卒業した彼は中國に留學し、湖南農業大學農業機械化工學部の修士生になった。
湖南農業大學で、楚柯さんは農業機械化自動化、現代生物學、現代農業経営管理、農業科學技術普及などを學んでいる。中國に留學して2年で、彼は中國語を流暢に話せるようになっただけでなく、20種以上の農業設備の操作を學び、農業情報化管理方法を習得し、複合型の現代農業人材になっている。楚柯さんは、「カメルーンに帰ったら中國で學んだ知識を故郷の農業生産に生かし、アフリカの新型の農民になりたい」と話した。
近年、湖南省の大學に留學し農業、醫學、経営管理、土木工事などを學ぶアフリカ人留學生は増えている。彼らは専門知識を學びながら中國文化の魅力を感じ、中國の教員?學生と友情を築いている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月16日