使用済みのマスク、防護服、點滴チューブなど、上海市の大小醫療機関から毎日約130トンの醫療廃棄物が発生し、うち指定病院と発熱診察を設置している醫療機関からは約60~70トン発生している。上海環境固廃処置公司は上海の醫療廃棄物指定処理場である。
上海環境集団固廃処置公司の李伝華社長は、「感染癥予防?抑制期間、醫療廃棄物の回収と処理は死角なし、手落ちなし、予防抑制の徹底を実行している。感染癥に関する醫療廃棄物の安全な処理を保障するため、我々は指定醫療機関、発熱診察などの機関の回収運搬?処理プランを作成し、15本の夜間専用線を増設し、専任者が専用車で感染癥に関する醫療廃棄物を回収?運搬している。普通の醫療廃棄物は晝間に回収?運搬し、接觸のリスクを最大限減らしている」と述べた。
上海環境集団固廃処置公司物流センターの王浩社長は、「感染癥の流行當初、一部のコミュニティ醫療機関は不安に感じ、在庫の早急な処理を望んだ。市民を安心させるため、1~2キログラムの普通の醫療廃棄物しかなくても、數十キロ車を走らせて取りに行く」と話す。
醫療廃棄物の回収と処理において、運搬作業員の安全をどのように保障しているか。王浩氏によると、著替えに40分以上かかり、45人の運搬作業員は防護服とマスクを著用しているほか、二層のヘッドカバーと手袋も著ける必要がある。著替えが面倒で、回収に往復6~7時間かかるため、作業員は紙おむつを著けて勤務しなければいけない。
指定病院などの醫療機関に到著すると、運搬作業員は発熱診察または隔離病棟のクリーンエリアで醫療廃棄物を受け取る。新型コロナウイルス肺炎患者および疑い者の診察で発生した醫療廃棄物は2層で包み、使い捨ての耐圧ダンボールで密閉し、ラベルをつける必要がある?;貐Г冗\搬は全行程コールド輸送で、安全を維持している。