中東で最近、新型コロナウイルス肺炎の感染が拡大傾向を示している。イランの感染者と死亡者が急増すると、バーレーン、クウェート、イラク、アフガニスタン、オマーンも24日、自國で初の感染者が確認(rèn)されたと発表した。多くの患者がイランと関連している。中東の感染者が確認(rèn)された國は25日に9カ國に達(dá)した。27日夜まで、中東でデータを更新した國ではいずれも患者數(shù)が増加し、一部の國では2日內(nèi)に2倍以上に増加した。中東の感染者が確認(rèn)された國の、25日と27日のデータを比較すると次のようになる。イランは95人から245人に、クウェートは8人から43人に、バーレーンは17人から33人に、UAEは13人から19人に、イスラエルは6人から7人に、イラクは5人から6人に、オマーンは4人から6人に、レバノンは1人から3人に、アフガニスタンは1人のまま。
感染拡大を防止するため、多くの中東諸國は感染狀況の深刻な地域への渡航禁止、國境地帯の閉鎖といった観光規(guī)制措置を打ち出した。感染者が確認(rèn)されていないサウジアラビアの外務(wù)省は現(xiàn)地時間27日未明、同日より次の一連の措置を講じ新型肺炎の輸入を防止すると宣言した。外國のイスラム教徒による巡禮の禁止、感染癥が発生した國の公民の観光ビザによる入國の禁止、灣岸協(xié)力理事會(GCC)のサウジアラビアを除く加盟國(クウェート、バーレーン、カタール、UAE、オマーン)の公民の身分証による直接入國の禁止。公告は、これらの措置は一時的なものであると強(qiáng)調(diào)し、同時にサウジアラビア公民に対して新型肺炎が発生している國への渡航を避けるよう呼びかけた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2020年2月28日