3つ目は、グローバルガバナンスにはより的確な改革と改善が必要である。今回の感染癥はグローバルガバナンスの能力と管理體系の弱點を明るみにし、グローバルガバナンスの改革と改善は急務となっている。そのため、國連の中心的役割および世界保健機関(WHO)と各専門機関の職責を十分に発揮する必要がある。また、各國のマクロ政策の協調および管理能力の構築を強化し、國際法と國際関係基本準則を斷固として遵守する必要がある。
「青山は遮りおおせず、畢竟東に流れゆく」。世界は過去に戻ることができず、中國も前進する歩みを止めることができない。今回の感染癥を経験し、中國の管理制度は全面的な試練を受けながらも進歩し、國家の実力を示し、大國としての責任を世界に示した。新たな歴史の出発點に立ち、中國の外交は引き続き開拓と向上を進め、中華民族の偉大な復興の実現に有利な外部環境を形成し、世界の平和と発展の維持に貢獻する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月26日