巫峽口南側(cè)の301省道を車で8、9キロ進むと、新しくて白い建物が見える。ここは有名な「艶姉農(nóng)家楽」で、料理の香りが漂っている。艶姉の本名は龔克艶さんで、「煮卵の西施」と呼ばれている。彼女は自らの足で「舌先の裕福への道」を歩み、同郷の貧困脫卻も支援した。
龔克艶さんが生活する重慶市巫山県建平卿建平村は山奧にあり、産業(yè)が乏しい。數(shù)年前、村の若者の大部分が沿海都市に出稼ぎに行き、殘っているのは高齢者と子供である。
2008年、深センで出稼ぎをしていた龔克艶さんは故郷に戻った。結(jié)婚後、龔克艶さん夫婦は省道に隣接する実家の前に給水所を建て、行き來する車に給水サービスを行い、年間約1萬元の収入を得ていた。その後、給水に加え、飲食店の経営を開始し、運転手と乗客に煮卵を販売して人気を集め、豚足、豆腐、牛肉、こんにゃくなどのメニューを追加した。
多くの人を引き付けるため、龔克艶さんは「有料の給水を無料にし、運転手と乗客を引き付けよう」と考えた。こうして、彼女は簡単な改造を行い、給水所を高速道路の「サービスエリア」に変えた。
経営方法の変更は飲食店を活気づけた。巫山県の観光業(yè)の発展に伴い、ドライブ旅行者も來店するようになった?!该Δ筏rは、1日1000個以上の卵が売れる」と彼女は話す
「煮卵の西施」が大人気となったのは、本物の食材と勤労があったためで、毎日、龔克艶さん夫婦は早起きして店の清掃や、料理の準(zhǔn)備などをしている。
2019年、龔克艶さん夫婦は新しい建物を建て、11年間経営する飲食店を「艶姉農(nóng)家楽」に変え、店の面積は200平方メートルに、テーブル數(shù)は8臺から12臺に増えた。清潔感がある新しい店內(nèi)から、窓越しに巫山の美しい景色を眺めることができる。
店の拡張後、龔克艶さん夫婦は飲食店に加え、民宿などに経営を拡大し、村に殘る住民と貧困者の就職を手助けした?,F(xiàn)在、店の従業(yè)員8人が近所の村民で、月収2500元と食事補償で彼らの生活を改善させた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2020年7月7日