北京の新発地卸売市場で6月11日に集団感染が発生したが、7月6日には初めて新規感染者がゼロになった。この情報を受け、國內の新型コロナウイルスの感染拡大を懸念していた人々はほっと一安心した。今後の注目の話題は、北京の今回の感染がいつ完全に終息するかだ。
中國疾病予防管理センター疫學首席専門家の呉尊友氏は先ほど、「北京の感染者が初めてゼロになった後も、少數の感染者が出る可能性がある。少數からゼロになりさらに3-4週間経過した後、今回の感染が完全に終息したかを判斷できるようになる」と述べた。
國家衛生健康委員會ハイレベル専門家チームのメンバー、中國疾病予防管理センター元疫學首席専門家の曾光氏は7日、環球時報のインタビューに応じた際に「重要なのは、感染者をゼロにしなければならない必要性を理解することだ。多くの國では依然として多くの感染者が出ているが、操業再開を急いでいる。感染者をゼロにするのは事実上、中國にとって唯一の選択肢だ。これが実際に犠牲を最小限に抑えられるからだ。感染者を數人、さらにはゼロに抑えることは、我々の生産?生活に多くの利點をもたらす。また感染者ゼロは1枚の白紙のようなもので、新たに感染が発生した場合も発見と抑制が容易だ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年7月8日