國薬集団中國生物北京生物製品研究所の新型コロナウイルスワクチン生産ラインがこのほど、國家関連部門によるバイオセーフティ共同検査に合格し、使用條件を満たした。
國薬集団は6月23日、アラブ首長國連邦で國際臨床3期試験を開始した。これは中國が新型コロナウイルス不活化ワクチン技術(shù)ロードマップで、世界の先頭に立ったことを意味する。
國薬集団黨委書記、會長の劉敬楨氏は「國際臨床3期試験の終了後、不活化ワクチンは審査?許可段階に入ることができる。12月末に発売できる見通しだ」と述べた。北京生物製品研究所の不活化ワクチンの生産量は年間1億2000萬本に、武漢生物製品研究所は1億本に達する見通しだ。
劉氏は記者に「不活化ワクチンの発売後、価格は1本數(shù)百元とそれほど高くならない。2回接種するならば価格は1000元以內(nèi)だ。このワクチン1本の抗體獲得率はおよそ97%。抗體の産生は緩慢で、通常はおよそ半月で新型コロナウイルスに抵抗できる水準(zhǔn)に達する。2本接種すれば抗體獲得率は100%だ」と述べた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年8月18日