戎喜民さんは河北省平山県の駝梁國家級自然保護區にある雲頂草原で巡回管理人をしている。2009年、彼と妻の施樹芳さんは保護區で勤務するようになり、今年で12年になる。
駝梁國家級自然保護區は山西省と河北省の境にある。戎喜民さんは保護區の雲頂草原の駝峰から五岳寨までの範囲の巡回管理を擔當している。
火災を點検するため、彼は1日に2回巡回する。強風や雷の日は巡回回數を増やし、悪天候による山林火災などの自然災害が発生する可能性をいち早く発見する。
保護區での仕事と生活は大変で、特に冬は山頂の道路が凍り、日用品は戎喜民さんが標高2000メートルもある住宅まで背負って運んでいる。往復で少なくとも5~6時間はかかる。それでも、戎喜民さんは10年以上にわたり巡回の仕事を続けている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2021年3月1日