有人宇宙船「神舟12號」を運ぶ「長征2號F遙12」ロケットが北京時間17日午前9時22分、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。宇宙船とロケットはその後切り離され、予定の軌道に乗った。聶海勝氏、劉伯明氏、湯洪波氏ら3人の宇宙飛行士を順調に宇宙に送り込んだ。乗組員はコンディションが良好で、打ち上げが無事成功した。これは中國有人宇宙事業の立案及び実施後で19回目の飛行任務であり、宇宙ステーション段階の初の有人飛行任務でもある。宇宙船は軌道に乗った後、予定の流れに基づき「天和」コアモジュールと自動かつスムーズにランデブー?ドッキングする。結合體の飛行期間中、宇宙飛行士は天和に入り、軌道上で3カ月滯在する。ロボットアームの操作や船外活動などを展開し、宇宙飛行士の軌道上の長期滯在、生物再生型生命維持システムなど一連の基幹技術を検証する。天和と宇宙貨物船「天舟2號」の結合體は現在、ドッキング軌道に乗っている。コンディションは良好で、神舟12號とのランデブー?ドッキングの任務要求及び宇宙飛行士の滯在條件を満たしている。

 　「中國網日本語版（チャイナネット）」2021年6月17日