広州醫(yī)科大學(xué)附屬市第八人民病院の唐小平教授、李鋒教授のチームは広州醫(yī)科大學(xué)附屬第一病院広州呼吸健康研究院の鐘南山院士、陳如衝教授のチームと協(xié)力し、デルタ株による5月21日の新型コロナウイルス感染拡大に的を絞り、疫學(xué)及びウイルスゲノムシーケンシング技術(shù)を結(jié)びつけ、世界で初めてデルタ株の完全な感染経路を正確に描き出した。また臨床資源と結(jié)びつけ、その感染者の臨床上の特徴及びウイルスの動力學(xué)的特徴を各方面から描き出した。この研究成果はこのほど、國際的に権威ある醫(yī)學(xué)誌「ランセット」の姉妹誌「EClinicalMedicine」に掲載された。
研究者によると、デルタ株は潛伏期間が短く急速に感染拡大する。平均的な潛伏期間はわずか4.7日で、野生株の6.3日より非常に短い。さらなるサブグループ分析によると、非重癥グループのうちデルタ株感染者のウイルス?jié)摲陂gは4.0日で、野生株の6.0日よりも非常に短い。デルタ株は10日內(nèi)に4世代まで感染拡大し、うち次の世代への感染にかかる時間は最短で24時間未満。
野生株と比べると、デルタ株感染者のウイルス量は非常に多い(前者のCt値の平均は34.0で、後者は20.6。Ct値が低いほどウイルス量が多い)。デルタ株感染者の陰性化の時間も野生株感染者より非常に長い。
さらに研究者によると、デルタ株感染は重篤化の危険要素だ。60歳以上の高齢者の新型コロナウイルス感染者のうち、デルタ株の重篤化のリスクは野生株を1.45倍上回る。しかもデルタ株に感染してから重篤化するペースは野生株より2.98倍早い。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?2021年9月15日