北京冬季五輪醫療サポートは、感染対策にも配慮した全バブル方式のサポートで、すべての診療プロセスが密接につながっている。醫療サポートチームのすべての醫療従事者は一時的に家族に別れを告げ、共に北京冬季五輪の「醫療の傘」を結成した。
北京協和病院急診科の副主任醫師である劉安雷氏は任務を受けると、まず冬季五輪関連の知識を學び、さらにマンツーマンで英會話を磨いた。「オンライン?オフラインの厳しい訓練と審査により、私は冬季五輪の競技で生じやすい病気の種類、その処置フローを知り、把握した」
劉氏にとって印象的なのは、北京冬季五輪組織委員會が力強い言語サポートチームを配備し、さらに専門的な醫療アシスタントにより患者に全過程の付添?搬送サービスを提供することだ。「冬季五輪の醫療サポート活動は各國の醫療従事者を一つにつなげる。私たちはヒポクラテスの誓いを完全に遵守する」
小海坨山で最高の山頂の出発エリアは標高2198メートルにのぼり、世界3位の高難易度コースだ。北京協和病院の臨床醫4人の駐留後、スキー醫師たちはすぐに地形とコースを下見し、醫療ステーションの構築に協力し、大量の物資を運んだ。
アルペンスキーは刺激的な競技で、選手の滑降速度は時速150キロにのぼる。少しでもミスがあると、體のバランスを失い転倒し、深刻な結果を迎える可能性がある。
北京協和病院の醫師である車璐氏は、「選手の救助が必要になれば、私たちは10キロの醫療パックを背負い、4分內に現場に駆けつけ、15分內に選手の負傷狀況の評価と処理を終え、さらに搬送しなければならない。そのためスキー醫師は一定の滑降能力と、傷の救急治療の知識、熟練した操作技能を持たなければならない」と述べた。
「山の體感気溫は低いが、極寒も醫師の仁心を凍りつかせることはない」
「中國網日本語版(チャイナネット)」2022年2月7日