中國社會科學院は15日、2009年「社會青書」を発表した。同時に「中國社會情勢報告會」を開催し、國內(nèi)の社會情勢に関する解説と注目すべき2009年の社會動向予測を行った。専門家はこの中で、大學卒業(yè)生の失業(yè)率は、登録失業(yè)率の約3倍にあたる12%を上回ると指摘した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
▽財政収入の増加幅急落、社會保障に大きく影響
[報告內(nèi)容]財政収入の増加幅は今年、大きく落ち込んだ。1月から9月までの全國財政収入累計は、前年同期比25.8%増の4兆8946億8600萬元。年間財政収入は、前年比17%増の6兆元を突破すると予想されるが、2007年の年間財政収入の増加幅32.4%と比べると、明らかに反落する見通し。
[解説]社會科學院社會學所の李培林?所長による解説は以下の通り。
今回の國際金融危機が財政収入に及ぼした影響はかなり大きい。今年來、特に10月以降、全國の財政収入はマイナス成長となり、上海など一部都市ではその傾向が著しかった。財政収入の多くが、社會保障に充當されているのが現(xiàn)狀だ。このため、財政収入の減少が社會保障に及ぼす影響はかなり深刻と見られる。しかし、社會保障は必要欠くべからざるものだ。政府は內(nèi)需促進などの措置を講じて経済成長を支え、社會保障費への財政投入を保障しなければならない。
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