「中國大陸部の醫(yī)療消費は今後5年間、毎年11%のペースで増加することが予測されます」。衛(wèi)生部衛(wèi)生経済研究所醫(yī)薬技術経済評価研究室の劉克軍?副主任は21日に述べた。「新京報」が伝えた。
同副主任はこのほど開催された「健康経済フォーラム」の席上、醫(yī)療負擔の急速な拡大が中國國民に巨大な経済的負擔をもたらしていると指摘した。衛(wèi)生部疾病制御局が提供した統(tǒng)計によると、2005年の中國大陸部住民の疾病負擔額は2兆4千億元となり、國家経済支出の12.9%に相當、1993年比で5.4倍に増加、一方で國內総生産(GDP)は3.2倍しか成長していない。
同副主任によると、悪性腫瘍(しゅよう)、脳疾患、心臓病といったこれらの3大疾病がもはや國民の健康をおびやかす最大の脅威になっている。2003年には中國全土で約720萬人が3大疾病で入院し、1人あたり平均5972.95元の入院治療費を支払った。その一方で、同年の都市部の住民1人あたりの平均可処分収入はわずか4472.2元、農村部の住民1人あたりの平均所得はわずか2622.2元だった。
「人民網日本語版」2009年6月22日 |