中國の民間航空機の機長にまもなく外國人女性が加わる。この女性機長の名前はマラニさん。深セン航空會社の機長試験に合格し、晴れて中國初の外國人女性機長となった。新華社のウェブサイト?新華網?が伝えた。
深セン航空の李択源顧問は7日、デンマーク出身のマラニさんは今年2月に採用試験に合格し、同社に入社したと紹介。彼女は主に新世代のボーイング737型機の運転経験が豊富な機長で、総飛行時間は8000時間を超え、機長としての飛行時間は5000時間近くにおよぶ。中國人機長の飛行時間が毎年平均約600時間だとすると、彼女は十數年の飛行経験があることになる。深セン航空はすでにマラニさんと3年間の労働契約を結んだ。
李顧問によると、深セン航空は02年にどこよりも先駆けて外國人パイロットを採用。今では70人余りの外國人パイロットが在籍し、今後2年間でさらに100人以上にまで拡大する予定だ。中國國內のパイロットは相対的に不足しているため、同社では外國人機長を公開募集し、基準を満たす機長であれば、國籍を問わず歓迎する方針を取っている。
深セン航空には現在、機長3人と副操縦士2人の5人の女性パイロットがいるが、マラニさんが加わることによって女性パイロットが6人になる。
?人民網日本語版?2009年7月7日 |