現(xiàn)代の中國國民に必要な意識とは何か?國民の健全な意識を養(yǎng)うのはひとつの複雑なシステムであり、強大な「ハードの実力」をベースに、さらに良好な「ソフト環(huán)境」を営造する必要がある。國民意識の確立には、自尊心?自信、理性?科學(xué)、実務(wù)勵行、開放?寛容などが不可欠な課題だ。
國民意識とは國民が日常生活において、とりわけ重大事件あるいは突発性事件に直面した際に一般的に現(xiàn)われるのが、認(rèn)識傾向、心理傾向、感情傾向である。健全な國民意識とは、個人、社會、國家の発展?進(jìn)歩を促進(jìn)する重要な精神的基盤であり、國家の文化ソフトパワーの重要な構(gòu)成部分でもある。
第一:自尊心?自信
自尊心?自信はまず、一種の自我共通認(rèn)識、民族共通認(rèn)識、國家共通認(rèn)識に現(xiàn)われる。すなわち自己の民族と國家に誇りと自信を感じ、同胞と自己の能力に対して自信を抱き、國家、民族、および自身の前途に対して希望に満ちていることである。
近代以降、中國人が今ほど自尊心と自信を持ったことはなかった。同時に、我々は劣等感とうぬぼれという相対する國民意識も無視することはできない。
第二:理性?科學(xué)
前途有望な國家あるいは民族には、必ず崇高な理性と科學(xué)が必要である。いわゆる理性と科學(xué)とは、獨立思考と科學(xué)的実踐を通じて事物の本質(zhì)と発展の法則を探究することであり、盲目的に権威やさまざまな教條に従うことではない。科學(xué)の尊重を強調(diào)し、法律?制度の尊厳維持を自覚、迷信や習(xí)慣的勢力に左右されるべきではない。
第三:実務(wù)勵行
ひとつの國家あるいは民族には、世界民族の中で強く自立し、高遠(yuǎn)な理想を保つ必要がある。実務(wù)勵行の國民意識を培うためには、目前の功利を求めたり、獨占への欲望、富への幻想、小さな富で安心するなどの不健全な意識を克服する必要がある。
第四:開放?寛容
開放?寛容とは、保守を打破し、自我から抜け出すことである。視界を広げ、胸に大志を抱き、人々の優(yōu)れた點や長所を積極的に學(xué)び、平穏に成敗、損得を判斷し、他人のプラス、マイナスの各評価に冷靜に対処することである。(編集HT)
「人民網(wǎng)日本語版」2010年7月13日