噂:「生存者の手」と題する畫像が「生き埋め」の噂を呼ぶ
真相:実は救助隊員の手
ミニブログ上では「『畫像:列車追突事故現場』と題する畫像を見れば、捜索?救出活動が終了した後も、高架から転落し、真っ二つになった車輌の中にまだ生存者がいることが分かる」とする投稿が波紋を広げている。この書き込みがされてから、すぐに無數のネットユーザーが次々に転送を始めた。
この「生存者の手」と題された畫像は、ネットユーザーの間で生存者を「生き埋め」にしているという噂を呼んだ。これに対して、この畫像の撮影者で投稿者でもある鞠フアン宗(フアンは火へんに奐)さんは真相を証明するため寫真をさらに3枚追加投稿し、「これらの寫真をみれば、この手は手すりを握り、手を放す過程が分かる」とし、「この手の正體は車輌の中を片付ける救助隊員の手」と釈明している。
その後、中國國営の「新華社通信」も公式ミニブログで「本社の記者鞠フアン宗が溫州の列車事故現場で撮影した2枚の寫真に寫っている、壊れた列車の窓の中の手、足は救助隊員のもので、列車事故被害者のものではない」とのコメントを出し、「ミニブログ上で大騒ぎになっているが、事実がはっきりしている以上、これ以上デマを広げたり、転送したりしないように」と注意を促した。