16日付けの「人民日報」は論評を発表し、試練に対応する中で、中國の特色ある社會主義を推進するとの見解を提出した。
中國共産黨中央委員會の胡錦濤総書記はこのほど、中央黨校で発表した重要な談話の中で、「中國の発展は未曾有なもので、直面している試練も未曾有なものだ」と述べた。
これに対して、「人民日報」の論評は「これは胡錦濤総書記が、中國が直面している情勢について出した重要な判斷だ」としている。
論評はまた、「中國は、西側先進國が數百年も歩んできた工業化の道を數十年で歩まなければならない。それで、西側諸國の數百年の工業化過程で現れた矛盾や問題が中國で數十年の間に集中的に現れるにちがいない。したがって、中國の大きな発展や変化の時期は、また矛盾が明らかに現れるにちがいない」と指摘している。
「CRI」2007年8月16日