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(2)ASEMでの中國の活動
中國はこれまで、アジアと歐州の協力の進展過程における積極的な提唱者と建設的な參加者の役割を擔い、アジアと歐州の協力體制の深化に力を盡くしてきた。中國國務院総理は1996年以來、歴代のASEM首脳會合に出席し、▽アジアと歐州の新型パートナーシップの基本原則を構築する▽政治面の対話と協議を強化する▽経済貿易関係をランクアップする▽環境?農業の分野での協力を強める▽文化?文明に関する対話を展開する▽若者の交流を推進する――などの提案を行ってきた。中國はこれまで、稅関?科技?環境?文化などの多分野にわたる多くの閣僚級會議やその他の重要な活動を提唱し、主催してきた。ASEMの設立以來実施されてきた100余りの提議のうち、中國が提出したものは17を數える。中國はまた、閣僚級會議を呼びかけた回數が參加國のうち最も多い國でもある。
(3)ASEM第7回首脳會合の基本狀況
ASEM首脳會合はASEMにとって最高レベルの活動であり、ASEMの指導原則と発展方向を確定する役割を持つ。2年に1回開催され、アジアと歐州で交互に開かれる。第7回首脳會合は、非常に獨特な國際環境のもとで開かれる。▽世界金融の激動▽エネルギー問題?地球溫暖化▽食糧の安全保障――という3つの難題が交錯し、國際狀況は複雑で変わりやすくなっている。今回の會合は「対話協力、相互利益」をテーマとし、上述の問題に焦點をあてた討論が展開される。さらに▽災害救助での協力▽國際と地域の狀況に関する問題▽アジア?歐州間の貿易と投資の促進▽持続可能な発展に関する問題▽異なる文明間の対話の強化――などについても広く意見が交換される。アジア?歐州間の相互信頼と協力を強化し、各問題への共同対処策を検討し、アジア?歐州雙方の人々に利益を與えるねらいだ。