無(wú)錫で船に乗り、太湖の環(huán)境対策を視察する溫総理。

　溫家寶総理（中共中央政治局常務(wù)委員）はこのほど江蘇省を視察し、「中國(guó)経済が落ち著きと好転の基調(diào)を示す中、中央政府はマクロ経済政策の連続性と安定性を保つ必要性を重視し、積極財(cái)政と適度な金融緩和政策を揺るがず堅(jiān)持している。これは私たちが依然多くの困難や課題に直面しており、國(guó)際経済の先行きが不透明で、外需落ち込みによる圧迫も依然大きいためである。また、中國(guó)経済の自立的な成長(zhǎng)の力はまだ強(qiáng)くなく、いくつかの業(yè)種や企業(yè)は経営難が続き、生産能力の過(guò)剰は非常に目立ち、構(gòu)造調(diào)整の取組みは極めて困難だ。內(nèi)需拡大も短期間で各方面の要因による制約を受け、景気刺激策のいくつかは徐々に効果が薄れており、長(zhǎng)期的な政策のいくつかは効果を生じるまでに時(shí)間を要する。このため、マクロ経済政策の方針を変更することはできない。引き続き、安定した比較的速い経済成長(zhǎng)と経済構(gòu)造の調(diào)整を結(jié)びつけ、安定した比較的速い経済成長(zhǎng)によって構(gòu)造調(diào)整に土臺(tái)を提供し、條件を整え、成長(zhǎng)モデルの転換を通じて、経済構(gòu)造を調(diào)整し、持続可能性と競(jìng)爭(zhēng)力をより備えた経済成長(zhǎng)を可能にしなければならない」と指摘した。

　溫総理は7日から9日にかけて、無(wú)錫、南通を訪(fǎng)れ、太湖の環(huán)境対策や江蘇省南部の経済モデルの転換、江蘇省沿海経済ベルトの発展について視察を行った。溫総理が江蘇省を視察するのは、世界金融危機(jī)以降、3回目。

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2009年8月10日

中國(guó)科學(xué)院無(wú)錫ハイテクマイクロナノセンサーネットワーク事業(yè)技術(shù)研究開(kāi)発センターで職員と談笑する溫総理。