第5に、南中國海區(qū)域の國際航行の自由や安全に問題が生じているのか?明らかに生じていない。この區(qū)域では國際貿(mào)易が急速に発展し、中國は多くの域內(nèi)諸國にとって最大の貿(mào)易相手國となっている。一部の國が対中輸出を増加できないのは、航行の自由が妨げられているからではなく、ハイテク製品の輸出に高い障壁を設(shè)けているからだ。
第6に、南中國海問題において「脅迫」を語る意図はどこにあるのか?中國は一貫して國家の大小を問わぬ一律平等を主張している。中國は大國として自らの合理的な関心事を有すが、まさかそうした合理的な関心事を表明することが脅迫だとでも言うのか?それは通らない話だ。その反対に、領(lǐng)有権を主張していない國々は、南中國海問題で隊列に加わるよう脅迫する者がいることに反感を覚えているのだ。
第7に、この問題の國際化?多國間化はどんな結(jié)果を招くのか?事態(tài)をさらに混亂させ、解決をさらに難しくするだけだ。國際的な実踐は、こうした係爭の最良の解決方法が、當(dāng)事國間の直接の2國間交渉であることを示している。アジアは臺頭を続けており、自らの尊厳を有す。アジア諸國は対等に接し合い、尊重し合い、雙方の懸念をうまく解決することができるのだ。
南中國海騒ぎの畫策者は、まさか今回の會議が中國側(cè)の主張に演壇を提供することになるとは思ってもいなかった。會議後、アジア諸國の代表10數(shù)人が「楊部長の演説がアジア人の志気を高めたことを誇りに思う」として、中國側(cè)に祝意を表した。楊部長は心を用いて話をしたことで、南中國海問題や中國の政策に対する彼らの理解をさらに深めたのである。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年7月26日